別マガ感謝祭2013レポート(よしづきファン向け)

よしづきくみち先生も出演したファンイベント「別マガ感謝祭2013」が、8月4日に講談社本社にて開催された。

●別マガ感謝祭2013とは

少年マガジン編集部が主催した、別マガ連載作家陣と読者の触れ合いイベント。よしづき先生を含む作家21名と、抽選により参加権を手にした読者200名が参加し、講談社本社にて開催された。

●参加作家

よしづきくみち、我孫子祐、阿部洋一、諫山創、石塚千尋、伊奈めぐみ、梅山たらこ、及川徹、岡崎純平、押見修造、三代目吉村翼、瀬尾公治、高木ユーナ、田中芳樹、虎雨マサカリ、中川沙樹、永椎晃平、野口佳祐、堀内厚徳、宮島雅憲、ヤス、雷句誠(敬称略)

●内容

  1. イラスト大喜利
  2. 表紙権争奪ジャンケン大会
  3. 質問大会

(予告されていた「伝言ゲーム」は中止となり、「質問大会」が設けられた。)

感謝祭の模様

机の名札
机の名札

 

くじ引きで決められたという席順、よしづき先生は右から2番目。筆者は前から2番目、先生のほぼ真正面の席を確保した。

イベントはイラスト大喜利から幕開け。お題は「それぞれの漫画の主人公の性別が逆だったら」「『惡の華』の仲村さんに言われてみたいこと」「今いちばん好きな人」「別マガで始まった驚愕の新連載」の4問が告げられた。

「それぞれの漫画の主人公の性別が逆だったら」では、よしづき先生は「もしも寛造が女だったら?」というイラストを披露。会場は感声に包まれ、随所から「可愛い」という声が聞かれた。

しかし、色紙の隅に描かれた、雷神の如きノエミの後ろ姿を、筆者は見逃さなかった。

「『惡の華』の仲村さんに言われてみたいこと」は、「この遅筆がっ!」。「『ボクの担当さん』って書いてありますね」「あ、担当に怒られてる設定なんですね」「そうですね」――という司会のトークを文章にするとまるでスベったかのようだが、別にそんなことはなく、会場ではしっかりウケていた。

「今いちばん好きな人」では、よしづき先生のイラストが最初に披露された。スクリーンに映し出されたイラストに、会場は一瞬静まり返ったが、司会が「『ウチのねこ』って書いてありますね」と言うと、擬人化であることを理解。感声とともに「可愛い」という声が聞かれた。

「別マガで始まった驚愕の新連載」は、「電柱の一生を描いた問題作!!」。電柱とその脇にたたずむ少女を描いたが、「このコじゃないんですねメインは!?」(司会談)。少女絵のイメージを逆手に取ったアイデアに、会場は笑いに包まれた。

イラスト大喜利の色紙は、11月号で読者にプレゼントされる予定。

イベントはここで一旦休憩。色紙の撮影会が行われたほか、ファンにとっては憧れの作家と直接話をするチャンスともあり、場内は一層の賑わいを見せていた。

なお、筆者は、休憩終了5分前に会場へ戻ってきたよしづき先生と、約1分間のトークに成功。握手・写真撮影・サイン等が禁止される中、名刺を渡す健闘ぶりを見せた。

休憩の後は、11月号の表紙を描く権利を懸けて作家たちが戦う、表紙権争奪ジャンケン大会(トーナメント方式)を実施した。よしづき先生の初戦の相手は、「mabinogi-マビノギ-」の虎雨先生と「新世界より」の及川先生。よしづき先生が一発で勝利を収め、司会も「強いですね」とコメントしていた。

なお、「3人とも席が近いんで、ジャンケンの後ちょっと仲が悪くなる」(司会談)という事態が危惧されたが、客席から見る限り、そんなことは無かったようだ。

続く準々決勝の相手は、「じょしらく」のヤス先生。初戦と同様、一発で勝負が決まったが、勝ったのはよしづき先生ではなく、ヤス先生だった。

この後の模様は、別マガ感謝祭2013レポート(一般向け)をご覧ください。