別マガ感謝祭2013レポート(一般向け)

『別冊少年マガジン』(講談社)の連載作家が出演したファンイベント「別マガ感謝祭2013」が、8月4日に講談社本社にて開催された。

●別マガ感謝祭2013とは

少年マガジン編集部が主催した、別マガ連載作家陣と読者の触れ合いイベント。原作者を含む作家22名と、抽選により参加権を手にした読者200名が参加し、講談社本社にて開催された。

●参加作家

我孫子祐、阿部洋一、諫山創、石塚千尋、伊奈めぐみ、梅山たらこ、及川徹、岡崎純平、押見修造、三代目吉村翼、瀬尾公治、高木ユーナ、田中芳樹、虎雨マサカリ、中川沙樹、永椎晃平、野口佳祐、堀内厚徳、宮島雅憲、ヤス、よしづきくみち、雷句誠(敬称略・五十音順)

●内容

  1. イラスト大喜利
  2. 表紙権争奪ジャンケン大会
  3. 質問大会

(予告されていた「伝言ゲーム」は中止となり、「質問大会」が設けられた。)

感謝祭の模様

イベントはイラスト大喜利から幕開け。お題は「それぞれの漫画の主人公の性別が逆だったら」「『惡の華』の仲村さんに言われてみたいこと」「今いちばん好きな人」「別マガで始まった驚愕の新連載」の4問が告げられた。「今いちばん好きな人」では、アニメキャラの模写やペットの擬人化などに会場が沸く中、吉村は「吉村さん」のイラストを披露。グイグイ来る「吉村推し」に、会場は笑いに包まれた。

イラスト大喜利の色紙は、11月号で読者にプレゼントされる予定。

大喜利の後は、11月号の表紙を描く権利を懸けて作家たちが戦う、表紙権争奪ジャンケン大会をトーナメント方式で実施。初戦からベテラン勢も消える展開が続く中、「進撃の巨人」の諫山が「グー宣言からのグー以外」で決勝進出を果たした。対する相手は、来月から休載に入るにもかかわらず、「もし勝ったら絶対に描いてもらう」とチーフに言われてしまった「Half&half」の瀬尾。司会曰く「卑怯者」対「男気」の戦いとなったが、最後まで「グー宣言(略)」を貫いた諫山が見事勝利を手にした。

優勝した諫山による表紙イラストは、11月号に掲載される。

最後は、読者が作家に質問をぶつける質問大会へ。「スクール水着は何回着たことがありますか」「巨人の匂いはどんな匂いですか」といった質問が飛び交う中、「将棋の渡辺くん」の伊奈には「今晩のご飯は何ですか」という質問が。伊奈は気まずそうに「今晩は……打ち上げが…」と答えていた。

最後の質問は、作家全員に向けて「アイデアに行き詰まった時の解決方法」を尋ねるもの。司会に指名された「ふらいんぐうぃっち」の石塚が作家陣を代表し、「夜中に町に出て、銃持ったフリしてゾンビ倒す真似する」と回答。担当編集でもある司会が「それでアイデアが出るならどんどんどんどん殺していってください」とコメントし、感謝祭は幕を下ろした。

感謝祭の模様は、11月号に掲載される感謝祭レポート記事でも詳しく伝えられる予定だ。11月号の発売を楽しみに待とう。

(敬称略)